実行力
橋本さんが知事、市長になってから大阪は確かにすごく変わりました
個人的にはとても良い方に変わった印象でしたが、そんな裏でどんな苦労があったのか、どうやってあの大きな組織に変革を起こしたのかを記したものです
大阪出身でもあり、気になって読んでみました
巨大組織である大阪府庁のトップ
これをまとめ上げるのは並々ならぬ苦労、努力があったようです
その中で見出した教訓が散りばめられています
強い決定権を与える、ナンバー2,3くらいまで決めておく
こうしなければ物事を決めることは困難
→最近流行りのホラクラシー、ティール組織などと反する部分はありますが、橋本さんも言うとおりで組織が大きすぎると決定権がどこにあるのかを明らかにするのが重要なのでしょう
比較的優位の考え方で物事を決める
案を作成するときは通したい案、その反対、その中間3つを作る
ビジョンを実現するための実行プランを作成する
→実行プランゼロのBrexitは見事に失敗し、泥沼
新聞の読み方に関して橋本さんは、読んだ記事に対して毎回自分の意見を必ず持つことを習慣にしているそうです
反省…新聞読み流していました😅
なかなか橋本さんと同じようには出来ないとは思いますし、変に表面的に真似をすると失敗するように思います(キャラ違いの人が真似すると、ちょっときついかな…)。
それでも組織を率いる人には有用な一冊ではないでしょうか。
都構想の背景も詳しく述べられており、特に大阪の人には内容的には
親しみやすいように思います