限界のタワーマンション
自分はあまり高層階に住むことに魅力を感じないのですが、やはりタワーマンションに住むことが一つのステータスだという人が多いのでしょう。ただ、いつも火事や地震が来たらどうなるのか、避難できるのか、こわいなー…と思っていたところこの本をたまたま書店で見かけたため読んでみました。
本書ではタワーマンションがなぜこんなに普及したのかを含め日本のマンションの歴史が記されています。
タワーマンションの問題点として
管理費、管理組合の問題
災害時の避難の問題
タワーマンションの階数によるヒエラルキー(タワーマンションは階数によってのるエレベーターがちがう、労働者階級とその他を差別した昔のイギリスのパブみたいですな)、そのヒエラルキーに苦しめられるママたちこどもたち
高層階に住むこどもの学力問題(タワーマンション高層階のこどもは家が裕福でそれなりの家庭のうまれであるが学力が伸び悩む傾向がある)
怖すぎやね
今まで気が付かなかったが筆者も言うとおり、空き家問題の原因の一つは人口減少にも関わらずマンション供給過剰なのではないか…
タワーマンションにももちろんメリットはあるでしょう(それでもやはり好きになれないが)。
好みは人それぞれなので、まぁ皆好きな所に住みましょう