多動力
堀江さんの本は書店でよくみかけていましたが、何となく手が延びず読んだことがなかったのですが食わす嫌いは良くないかと思い手にとってみました。自分もやや多動気味なので、何か共感できるものがあるのではないかと…
3つの肩書きを持てばあなたの価値は一万倍になる
見きり発車は成功のもと
ハワイに別荘なんて持つな
教養なきものは奴隷になる
たしかに納得ですね
一晩10軒以上はしごしろ…それはせーへんかな笑
書いてあることを全てを実践するのは難しい(というか、やめておいたほうがいいかと…)と思いますが、確かに読むと妙に納得してしまいます。まぁでも極論ではありますね
とても読みやすく一時間もあれば読めてしまうので、一読の価値ありでしょう!
池上彰の世界の見方 東南アジア
東南アジアはもともと好きで、学生時代から今までほぼ全ての国を旅行しました。が、それぞれの国の歴史や政治については詳しく学んだことはなく、将来的に活動するにあたってもっと幅広く知りたいと思い手に取りました。
読みやすさは言うまでもありません、やはりさすがの池上彰さんです
前回ご紹介したロシア編と同様、高校生との対話形式です
まず東南アジアのなりたち
日本が第2次世界大戦の際に唱えた大東亜共栄圏がきっかけで東南アジアという意識がうまれました
この後東ティモール(恥ずかしながら東ティモールの場所すらちゃんと分かっていなかった…)問題
ベトナム、インドネシア、シンガポール、ミャンマーなど各国の歴史について解説
やはりどの国も植民地争い、東西冷戦の迷惑を被り続けたんですね
ASEANの成り立ちももちろん解説あり
以下引用
EUは、ヨーロッパで二度と戦争が起きないようにするためには国境をなくせばいい、という理想のもとにつくられた組織です。一方、東南アジアにおいては、共産主義が広がるのを防ごうとして、ASEANができました。
なんとなく知っているように思っていた東南アジアのことですが、全然わかっていませんでした
読んでよかった…
次、東南アジア旅行するときはまた違う楽しみかたができそうです
池上彰の世界の見方 ロシア
近そうで遠い国ロシア
言われみれば、歴史、北方領土問題などロシアについては知らないことだらけだと思い手に取りました
読みやすさはさすがの池上彰さん
数時間で読めて、内容もすんなり頭に入ってきます
第一章 「プーチン大統領」からみたロシア
から始まり、社会主義へ至る道筋
東西冷戦からソ連崩壊
エネルギー資源の問題
北方領土問題
紛争への介入
などなどが高校生たちとの対話形式で解説されていきます
プーチン大統領は元スパイだったのですね
アフガニスタン侵攻に関してはやはり大失敗といってよいでしょうし、その影響が現在まで尾を引いていることを考えるとソ連の責任は重大です
北方領土に関しては2島返還まであと一歩まで来ていた経緯があったなんて…(無知ですいません)
これ一冊読めば、ロシアに関しての概要は十分に掴めると感じました
ちなみにロシア人男性の平均寿命はウォッカの飲みすぎで64歳(他の要因も関連してるとは思いますが)…短すぎですね
日本語脳では出てこない英語フレーズ80
日本語脳では出てこない英語フレーズ80 (ディスカヴァー携書)
- 作者: 牧野高吉
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2015/04/25
- メディア: 新書
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語彙を増やしたいと思い、アマゾンをブラブラしていて出会った面白そうな本をkindle verで購入!
あまりにも手軽に買えてしまうで、最近ついついkindleで購入してしまいます
話がそれました…
本書は鳥肌、朝飯前、花金など直接英語にしようとしてもなかなか出てこないフレーズを集めています
そのフレーズの背景にあるものも説明されており、分かりやすくなっています
こんなフレーズほんとに使うのかな?みたいなのもありますが…
この手の本は面白いのですが、載っているフレーズが意外とネイティブに確認すると古くて使わない、とかくだけ過ぎてて使いづらい、など言われることがあるので注意が必要ですね
道をひらく
言わずと知れた名著です。
実践経営学を読み感激のあまりすぐにkindleで購入して読みました。
非常に読みやすく、するすると頭に入ってきます。
感銘を受けた言葉が多すぎてまとめきれませんが、中でも印象的だったものをピックアップしました
何ごともゆきづまれば、まず自分のものの見方を変えることである。案外、人は無意識の中にも一つの見方に執して、他の見方のあることを忘れがちである。そしてゆきづまったと言う。ゆきづまらないまでもムリをしている。貧困はこんなところから生まれる。
その通りですよね。意見が食い違うとついついこの人は何故わかってくれないのか…と怒ったり落ち込んだりします。結局自分の色眼鏡でみている世界を押し付けあっているだけなんですよね。
おたがいに修業をしよう。自分は恵まれているということを、直接、自分の心にひびかすために、日常の立居振舞に、今一度の反省を加えてみよう。
間違いありません!日本に生まれたこと自体が奇跡だと、アジア中を旅行して、また医学を学んで痛感しました。だけどもやはりずっとその環境にいると段々忘れてしまいます。家族の有り難みも同じでしょう。気を付けなければ…
ビジネスマンでなくても必読書でしょう。人生の糧となる一冊になりました。皆様もぜひ!!
実践経営学
自分は全く経営者ではありません。
がしかし、やはり偉人から学ぶことは多いように思います。
今回は日本人であれば知らない人はいない、偉人中の偉人、松下幸之助の著書です!
本書は、松下幸之助が経験から得た経営についての基本、哲学をまとめたものです。
経営理念(会社の存在意義、経営の目的)の大切さが繰り返し述べられています。
「使命を正しく認識すること」の章では会社にとって利益は必要だが、「根本は、その事業を通じて共同生活の向上をはかるというところにある」「事業経営というものは本質的には私ごとではなく、公事であり、企業は社会の公器」であると…
「必ず成功すると考えること」
成功は運のせいだが、失敗は自分のせい…
しびれます…
医者全員が学ばなければならないフレーズ発見!
「手腕や技能というものはもちろん極めて大切だし、そういう面に置いて優れた人でなくてはならないのは当然であるが、それと同時に、人間としてというか、社会人としても立派な人であることが望ましい」
恥ずかしながら初めて松下幸之助の著書を読みましたが、感動の連続でした。
経営者でない自分にも、人生を生きていく上で大変勉強になりました。
このような考え方、理念を持つことができた松下幸之助についてもっと知りたくなりました。次、何読もうかな…
USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか?
USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか? (角川文庫)
- 作者: 森岡毅
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店
- 発売日: 2016/04/23
- メディア: 文庫
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本日はこちらです!
地元の人間として、なんであの潰れかけていたUSJはこんなにすごい人気になってるのかなーと気になっていたのですが、その裏にどんな話があったのか知りたいと思い読んでみました。
本書は簡単にはのべると、窮地に追い込まれたUSJがどのようにV字回復を果たしたのかという内容です。しかしそれは奇跡ではなく、マーケティングのプロである筆者の綿密な分析と戦略があったことが記されています。
この本のエキスは第6章に集約されています。
この章では数々の業績を残した筆者がどのようにして革新的なアイデアを生み出してきたのか、筆者の頭のなかを垣間見ることができます。強いアイデアを生み出すための「イノベーション・フレームワーク」について解説。
戦略的フレームワーク
数学的フレームワーク
これらのフレームワークを用いて成功の確率を上げることが必要不可欠とまとめ。
おまけに
感銘を受けた一行
変化への最大の敵は「現状への満足」であると私は考えます。
震えます…
また筆者はUSJでの自分のミッションは感動を伝えること、と延べています。やはり一流の人間は現状には満足せず、自分の中のミッションがはっきりしていますね。
自分も頑張ろう